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排ガス規制(EURO5)について

バイクに乗る人の画像

ユーロ5の概要

規制が厳しくなり「ユーロ5」が導入されると何が変わるのか、詳しく見てみましょう。

  • 一酸化炭素(CO):1,000mg/km
  • 全炭化水素(THC):100mg/km
  • 窒素酸化物(NOx):68mg/km
  • 非メタン炭化水素(NMHC):60mg/km
  • 粒子状物質(PM):4.5mg/km

技術革新で規制をクリア

ヨーロッパでは2021年以降にユーロ5が導入されます。規制値をクリアできないモデルは絶版となるために、バイク乗りとしては排ガス規制の動向に注目せざるを得ません。

バイクメーカーは規制をクリアするため、製品開発に全力を注いでいます。

EURO4時点で、規制対策の基本は「理論空燃比フィードバック制御」となっています。FI(電子制御燃料噴射)+三元触媒+O2センサーを搭載して、理想的な空燃比に近づけるようガソリン供給量を調整する仕組みです。

小型バイクに関して、EURO5の規制値は実現可能なレベルではありますが、厳しいことに違いありません。ですが、小型バイクは海外への輸出が多いため、EURO5のクリアを特に重視しなくてはいけない製品ではあるでしょう。

新しき良きバイクライフを楽しもう

相次ぐ規制に対して、メーカーは真摯に対応しています。

排ガスの規制値は適当に決められているわけではありません。バイク業界の意見を取り入れながらも、有識者が検討し、落としどころを決定します。

排ガスが環境に与える影響については、バイクを世に送り出すメーカーにも基本的な責任があるというスタンスで臨んでいるのです。

しかし、二輪・四輪にかかわらず、乗り物には少なからず「楽しさ」が伴うものです。規制をクリアするだけに注力して、乗っていて爽快で気持ちがいい走りを失ってしまえば元も子もありません。

乗っていてつまらないバイクは商品性を失ってしまいます。バイクメーカーの技術者たちは、バイクの環境性能と走行性能をうまく両立させるマシンを追求し続けています。

ユーロ5の影響で廃盤になるシリーズもあります。特に排ガスの問題が大きいオフロードへの影響が強く出ており、Ninja ZX-14Rやセロー250といったロングセラーが失われると聞いて一抹の寂しさもあります。

しかし、電子制御と電動アシストの技術開発も着々と進んでおり、「古き良き」を超える「新しく良き」バイクが続々と登場してきています。

乗り手としては、規制の波がもたらす新しき良き時代のバイクの登場を喜んで受け入れ、バイクライフを引き続き楽しんでいきたいものです。