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古い車を譲り受けた廃車がまさか…

ネットオークションが起こした奇跡

自動車やバイクは人に使用されるようになってからかなりの年数が経っていることもあり、場合によってはその時間が価値を高めてくれることもあるようです。

アメリカで実際にあった事例ですが、ある男性がエンジンも搭載されていないようなボロボロの古いクラシックカーを譲り受け、廃車をする前にとネットオークションにかけてみたことがありました。

最初はタダ同然と思っていたその車が気が付くとどんどん価格が上昇していき、なんと1週間後には価格は約2200万円程度にまで上がっていったというので驚きです。

その古い車とは1963年製のGMの「ポンティアック・テンペスト」という車種で、現在では製造されておらず現存されているのは全世界でも3台程度とまで言われている幻の車だったのでした。

こうした不思議な発見があるのも、ネットオークションという新しいツールが生み出した妙ということになるかもしれません。

自宅に古いバイクは眠っていませんか?

このポンティアック・テンペストは特別な例としても、古いバイクや自動車には所有者には思いもよらないような価値がついているということもよくあります。

特に今のおじいちゃんくらいの世代の人が乗っていたバイクというのは、日本のバイク史でいうところのちょうどバイク発展期にあたる時期であり、当時にだけ販売されていた特別な車種もあったりします。

バイクの場合必ずしも新しいものばかりが人気があるわけでなく、クラシックカーのような古い車種を好んで乗りたがる人もたくさんいます。

その車種そのものは乗用に適さなくても、部品など既に製造がされておらず入手が困難になっているパーツが搭載されているというようなこともあるので、もし自宅などに眠っている古いバイクがあるなら一度調べてみることをおすすめします。