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増えつつある電動バイクについて

電動バイクの特徴

バイク業界にとって大きな衝撃を与えることになったのが平成28年排出ガス規制です。
これまでも平成11年度、平成17年度、平成24年・25年とバイク性能に次第に厳しい条件を課す規制は何度か行われてきましたが、平成28年より施行されることになったものはこれまでにない一段と厳格な規定です。

この平成28年排出ガス規制はヨーロッパの排ガス規制であるEURO4の基準に合わせるために設置をされることになったものなのですが、それにより現行車種がかなりの割合で生産中止ということになりました。
その反対に登場をしてきたのが電動バイクで、四輪自動車におけるハイブリッドカーやEV車同様これからのバイクのトレンドとなっていくことが期待されています。

電動バイクと言うと自動車同様電気モーターを搭載しているものを連想しますが、バイクの場合はもう少し構造が簡単です。
走行用モーター、モーター制御コントローラー、バッテリーという3つのシステムが搭載されているもののことで、見た目もかなりスッキリとしており従来のガソリンバイクと比べると平面的な見た目をしています。

性能面を比較すると、一般的なガソリンバイクよりも非常に燃費性能がよく、静音性に優れているという特徴があります。
エンジンではなくモーターによって動くことから部品の数が少なく、メンテナンスがしやすくなるということも大きな特長と言えます。
既に海外では電動バイクが市場の大半を占めるようになっており、特に中国においてはその導入が急ピッチで進められています。

デメリットとしてはガソリンエンジンよりも馬力の出力が弱く、上り坂などでは走行が不安定になってしまいやすいということがあります。
また電気を完全に充電してもガソリンエンジン車よりも走行距離が短くなってしまいますので、遠出をするときにはエネルギーステーションを確認しておく必要があります。

電動バイクのメーカー・車種

世界市場に比べて導入がやや遅れている感のある日本ですが、メーカー各社は最新式の電動バイクモデルを多く発表しています。
中でも大きな注目となっているのがHondaの「PCX ELEVTRIC」で、従来モデルである「PCX」をフルモデルチェンジする形で発表しています。

スタンダードモデルはフル電動となっていますが、今後ハイブリッドモデルも開発予定ということで現在の国産バイクのフラッグシップモデルと言えます。
近年日本でも多く見かけるようになってきたのが台湾のバイクメーカー・キムコで、こちらからは電動スクーターとして「iONEX」が発表されています。

もともと小型バイクに適している電動バイクにおいて、乗りやすいスクーターバイクに交換式バッテリーを搭載しているというところに大きな特長があります。