ナンバープレートに記載される地名について
個人や法人が所有をする自動車やバイクは、公道を走行できるように登録するとき必ずナンバープレートがつけられることになっています。
このときナンバープレートの番号については本人が希望をすることである程度数字を選ぶことができますが、同様に記載される地名については自由に選択はできないこととなっています。
ナンバープレートに記載されている土地名は、都内だけで見ても品川や足立、練馬といった非常に沢山の名称がつけられています。
しかし例えば千代田区在住の人が自動車を登録したからといって「千代田」ナンバーがつくわけではなく、自動的に「品川」というナンバーで発行がされるようになっています。
東京都内で発行される自動車のナンバーは2014年11月まで「品川」「足立」「練馬」「多摩」「八王子」の5種類となっていました。
これは実は都内にある運輸支局の管轄が5個所であったことからされていた分類です。
新しく2014年11月から「世田谷」「杉並」ナンバーが追加されましたが、「世田谷」は品川管轄区の中、「杉並」は練馬管轄区の中で特別にその区のみ別名称で発行するようにしたもので運輸局が増えたというわけではありません。
居住地と必ずしも一致しないナンバープレート
ナンバープレートに記載される地名は、基本的はそのナンバープレートを登録した運輸支局の管轄に従った表示となります。
自動車を登録するときには必ず車庫証明をとらなければいけないことになっており、また車庫は自宅として登録してある住民票の住所から2km以内でなくてはいけないという決まりがあります。
この車庫証明をとった位置がどの運輸局の管轄になっているかにより、その自動車に記載されるナンバープレートの表示が変わってくるというわけです。
最近では「ご当地ナンバー」と言って、「横浜」や「湘南」といったイメージのよい地名のナンバーを取得したいと希望する人も増えているようですが、自分で希望をしたりその土地に行って運輸局に登録するだけではダメで、きちんと住所と車庫証明の位置を運輸局内の適合する範囲におかなくてはいけないことになります。
逆にいうと、その登録をした時点での住所・車庫の位置がご当地であったとき、仮にそのあとで遠方に引っ越しをしたとしても廃車処分にしない限りずっとその地名のついたナンバープレートを使用し続けてもよいということになっています。
何らかの事情があってどうしてもナンバープレートの表示を変えたいという場合は、新しい住所の運輸局に行って必要な手続きをすれば比較的簡単に番号や地名を変更することは可能です。
廃車手続きは違う運輸局でもできます
その地名のナンバープレート発行はその運輸局内だけでしかできませんが、反対に廃車をしたいという場合には全国どの運輸局でもできるようになっています。
上記で説明したように、一度発行されたナンバープレートは自分で希望をして変更をしない限りずっと使い続けることができます。
そのため例えば足立ナンバーの車を札幌管轄内で使用することもできます。
廃車をするときには足立ナンバーであっても、札幌にある運輸局に行けばとくに問題なく手続きをすることができます。
そのときにはナンバープレートを外し、返納をするように決められています。