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バイクの任意保険の加入率について

バイクの任意保険の加入率について

バイクに関する保険は主に2種類あって、自賠責保険と任意保険です。
自賠責保険はすべてのバイクが入らないといけない強制保険ですので、バイクを持っている方は加入しています。
しかし、任意保険は入らなくても入っても自由ですので、加入率は当然下がります。
実際に損害保険料率算出機構が2020年に行った調査では、バイクの任意保険に加入している割合は49.1パーセント、入っていない割合は50.9パーセントであったと報告しています。

半分以上のバイクが任意保険は無保険の状態で、これはかなり低い数字と言えるでしょう。
というのも、自動車の任意保険の加入割合はおおよそ90パーセントを推移しているからです。
自動車もバイクも当然事故に遭う可能性がありますし、むしろバイクの方が事故に遭った時の被害の度合いは大きく、重大事故に至る確率は自動車よりもずっと高いものとなっています。
ですから、本来であればバイクの任意保険の方こそ加入すべきなのに、現状はかなり少ないのです。

その理由としては、やはり保険料の支払いが負担になってしまうということでしょう。
ガソリン代を減らすために自動車ではなくバイクに乗っているという人も多いので、少しでもお金をかけたくないというのも理解できる心情です。
また、自動車保険ほどバイク向けの任意保険は宣伝されていないという点もあります。
テレビCMなども車両向けの保険は自動車保険がほとんどで、バイクを対象とした宣伝はあまり多くありません。
特に排気量の小さなバイクでは必要性をあまり感じないという人もいますので、どうしても保険加入率は下がってしまうのです。

加入されている保険の種類は?

加入しているバイクの中で、さらにどんな保険種類を利用しているかを見てみると、まず基本となる対人賠償は99パーセント程度とほぼすべてです。
しかも、無制限補償の内容で加入しています。
対物賠償もやはり99パーセント程度の加入率で、95パーセントくらいが無制限補償としています。

人身傷害補償となると割合はぐっと下がり、35パーセント程度の加入率で、大半の方は3,000万円の補償金額としています。
搭乗者傷害保険は約57パーセントとなっています。
そして、バイク本体への保険に当たる車両保険は実に3パーセントほどしかありません。

バイクの車両保険は、バイク被害で多い盗難に対応していませんのでこうした数字になってしまいます。
また、転倒が多いバイクでは修理も増えるため、どうしても保険料が高額になってしまうという事情も関係しています。
このように、バイク保険では対人・対物賠償のみというケースが多いことがよく分かります。