バイクは盗難にあいやすい
バイクは自動車に比べて簡単に盗めてしまうという怖い点があります。
せっかく毎月コツコツと貯めたお金でやっと憧れていたバイクを買ったのに、自宅に帰ってきたらいつもの置き場所からこつ然と消えてしまっていたなんてことがあったらショックで目も当てられません。
最近はバイク窃盗団もかなり手口が大胆になってきており、人気車種や高く売れるビンテージパーツがついているバイクなどではクレーンごと釣り上げてトラックで運びだしてしまうといった大掛かりな方法までもが行われるようにもなっています。
バイク盗難はバイクを所有する全てのライダーにとって決して他人事ではなく、明日にも自分がターゲットになるともしれないのです。
盗難に合ったバイクが発見されるという可能性は限りなくゼロに近く、分解されたり海外に運びだされてしまったら永遠に取り返すことはできないでしょう。
そのため、普段から盗難にあわないように防犯対策をするとともに、それでも被害にあってしまったときに素早く対応できるような体制を整えておくことが大切です。
バイク盗難保険について
万が一愛車が盗難に遭ってしまったときに備えになるのが、各保険会社から提供されている「バイク盗難保険」です。
バイク盗難保険はかけるランクによって保証上限や免責金額が異なるものの、新車であれば同種同型の車両を購入する資金、中古車や新車2年目以降のバイクなら買い替えのための資金を保証してもらえるというものです。
バイク盗難保険としてもっとも有名なのがホンダのバイク保険であり、ホンダのバイクを正規代理店で購入した人なら誰でも入ることができます。
ホンダのバイク保険なら、車両の盗難の他、鍵穴へのいたずら、パーツ盗難にも対応でき、そのうえパンク修理やレッカーサービスも利用できるようになっています。
ホンダは国内バイクメーカーのシェアトップのメーカーですから、購入のときにはこの保険もぜひ備えておきたところです。
ちなみに盗まれやすいバイクとはどんなものかというと、これはその時々の人気車種ということになります。
バイク窃盗が車よりも楽とはいえ、大きなトラックを持ってきて積み込むにはかなりの危険が伴います。
そのため、売却をしてもあまり売れそうもないようなバイクはたとえ防犯対策が甘くても無理に窃盗の対象にはせず、反対に人気のある高く売却できる車種は防犯対策がなされていたとしてもなんとかなると判断されればかなり強引にでも盗みに入られてしまいます。