バイクはメーカーごとに定期的なモデルチェンジがされていきます。
そのため、かつては名車と呼ばれたよいバイクも発売から十数年が経過することでちょっとした故障でも修理が不可能な状態になってしまうこともあります。
バイクの廃車は自主的にもう乗らないために行うこともあれば、本当はもっとずっと乗っていたかったのに故障や事故による破損のためにやむを得ず廃車にしなくてはいけないということもあります。
古いバイクというのは新車で購入できるものとは違った味があり、手放したくないと思えるビンテージ感があったりします。
そんな長年乗りたい愛車を些細なことで廃車にしてしまわないためにも、普段から乗り方に気をつけるようにしておきたいところです。
冠水による故障
バイクが廃車指定を受けるケースはいくつかありますが、中でも特に後悔が大きいのが冠水による故障です。
事故や転倒によるバイク破損の場合には、車体が大きくひしゃげてしまったり、エンジン部分が潰れてしまったりするので、「ああ、これはもう無理だな」ということが視覚的にわかります。
ところが冠水による故障の場合、見た目には故障しているようには見えないしボディも洗えば十分にキレイになるのに廃車ということになってしまいます。
バイクは雨天の中を走っても大丈夫なように防滴の工夫はされていますが、完全に水没したときなど冠水が起こると瞬く間に故障をしてしまいます。
台風による大雨により、最近ではしばしばひざ下程度の冠水が道路で起こることがよくありますが、そんな場合には十分に注意して移動をするようにしなくてはいけません。
雨の日の走行は注意
例えば冠水した道路を走っていたとき、泥水で見えないだけで実は道路上に大きな段差があったり、穴が開いていたりということがよくあります。
そこにハマり込んでしまったらまずアウト。廃車はほぼ間違いありません。
また冠水とまではいかなくてもかなり雨が強いときにスピードを出しすぎてしまうとエンジンルームに水が吸い込まれてしまったりします。
エンジンルームに水が大量に入り込んでくると、一時的にエンストを起こしてしまい突然動きが泊まってしまいます。
少量であれば水が乾いたらまた動くようになるのですが、エンジンルームからエンジン内部にまで水が吸い込まれてしまうと、時間をおいて内部が乾いても再び動く可能性はかなり低くなります。
くれぐれも雨天の運転をするときには冠水に気をつけて、せっかくの愛車を廃車にしてしまわないようにしましょう。